仮想通貨投資で手数料を安く抑える8つのコツ

悩む人
悩む人

「仮想通貨取引」をはじめてみたけど、手数料がけっこう取られてるなぁ。

手数料を安く抑える方法があれば知りたいけど、手数料の種類も多くて調べきれない…。

誰か手数料を安くする方法を教えてくれないだろうか…。

今回は、こんなギモンにお答えしていきたいと思います。

これは「仮想通貨取引あるある」だと思うんですが、「手数料」をたくさん取られてしまい、「手数料を安く抑えたいなぁ」と感じる方は多いんじゃないでしょうか?

かくいう私自身も、手数料を安く済ませるために色々調べたことがありまして。

現在は、国内仮想通貨取引所をほとんど使っており、各取引所の特徴をある程度把握しております。

そこで、この記事では「仮想通貨でかかる手数料を安く済ませる方法」について、ご紹介していきますよ。

本記事でわかること
  • 国内仮想通貨取引所の入出金手数料を無料にする方法
  • 仮想通貨取引で手数料を安く抑える方法【逆にお金をもらえる】
  • 仮想通貨の送金で手数料を安く抑える方法

それでは、「手数料を抑えるコツ」をお伝えしていきましょう。

日本円の入出金手数料を抑える方法

仮想通貨投資を始めるには、まず投資資金として、日本円を入金する必要がありますね。

また、将来的には投資したコインを売却して、日本円で自分の銀行に戻すこともあるでしょう。

こういった入出金にかかる手数料を抑える方法について解説します。

1.手数料が安い取引所を利用する

ほとんどの仮想通貨取引所では日本円の入出金手数料が必要だったり、取引所側は無料でも、銀行側の振込手数料が必要だったりします。

でも中には、入出金が無料の取引所もあります。

たとえば、「GMOコイン」では「即時入金」であれば、入金手数料が無料です。

出金は、どの銀行への出金でも無料。

GMOコインの入出金手数料体系

入金手数料出金手数料
即時入金:無料
振込入金:振込手数料は必要※1
無料※2
※1:GMOコインの手数料はありませんが、振込元の銀行による振込手数料が必要です。
※2:2000万円以上の大口入金の場合、400円/回の手数料が必要です。

「即時入金」についてや、各取引所ごとの「入出金手数料」の違いについては、こちらの記事にて詳しく解説しています。

2.手数料が安い入金方法を選ぶ

各取引所にはいくつか入金方法が用意されていて、手数料もそれぞれ違います。

それなら、手数料が安い入金方法を選ぶ方が良いですよね。

そこで、主要な各国内取引所で、最も入金手数料が安い方法をご紹介します。

入金方法を選ぶ際の、手引きにしていただければ。

最安の入金方法手数料
GMOコイン即時入金完全無料
bitbank振込入金無料※1
bitFlyerクイック入金無料※2
CoinCheck銀行振込無料※3
DMM Bitcoinクイック入金完全無料
※1:住信SBIネット銀行からの入金は完全無料。それ以外からの入金は銀行側の振込手数料が必要
※2:住信SBIネット銀行からの入金は完全無料。それ以外からの入金は330円/件の手数料が必要
※3:銀行側の振込手数料は必要

ちなみに、「住信SBIネット銀行」からの入金に限り「手数料完全無料」としている取引所が多いです。
住信SBIネット銀行」の口座を1つもっていると、とても便利。

3.入出金回数を少なく抑える

入金手数料が無料の取引所を使うなら、手数料を気にせず使えてストレスがありません。

しかし、どうしても手数料が必要な方法で入金せざるをえない場合は、入出金回数を減らすことで、入金手数料を抑えることができます。

日本円の入金手数料は、金額に関わらず、1件ごとに金額が決まっています。

つまり、回数が増えれば増えるほど、手数料はかさみます。

というワケで、できるだけ入出金の回数を減らすと良いかと。

仮想通貨取引で手数料を抑える方法

入金ができたら、次は仮想通貨の取引ですね。

取引の方法によっても、かかる手数料は変わってきます。

ここでは、そんな取引時にかかる手数料を、安く済ませる方法について解説しますよ。

4.取引所を使う【販売所は損するだけ】

仮想通貨取引で最重要とも言えるのが、「取引所を使う」ということです。

ここ、最重要なのでもう一度言います。

仮想通貨取引は、「取引所を使いましょう」。

国内仮想通貨取引所には、購入場所が大きく分けてが2つあります。

  • 取引所
  • 販売所

2つの違いは、「取引所」は「人と人の直接取り引き」なのに対し、「販売所」は「仮想通貨取引所との取引である」ということ。

「販売所」は「手数料無料」の取引所もありますが、実は「スプレッド」という、「見えない手数料」が発生しています。

このスプレッドは毎回変動するので、「この金額」とは決まっていませんが、取引所の手数料と比べれば、はるかに割高です。

ちなみに、仮想通貨取引で莫大な収益を上げている「青汁王子」も、「販売所は使うな」と言っていますが、それは「スプレッド手数料の高さが無駄」という話です。

「取引所は初心者にはむずかしい」という声もありますが、ぶっちゃけ「本当に?」というのが正直なトコロ。

実際私も、はじめて取引した時から「取引所」を使っていますが、「販売所の方が簡単」と感じたことはありません。

ということで、仮想通貨取引は「取引所」で行いましょう

5.取引でPOST ONLYを使う【手数料が逆にもらえる】

購入でも売却でも、「POST ONLY」という機能を使うと、手数料が逆にもらえます。

「手数料がもらえるってどういうこと?」と感じる方もいるかもしれません。

理由は、仮想通貨取引所は「取引の板」を増やしたいと考えているからです。

「取引の板って何?」と感じた方もいるかも知れませんね。

詳しくは、別記事で解説予定ですが、ざっくり説明すると、「取引板」とは、「商品が並べられる場所」です。

もし取引の板に並んだ売買がスカスカだと、ユーザーは想定を大きく外れた価格で約定(注文確定)してしまいやすくなります。

たとえば、「本当は500万円/1BTCで売却したかったのに、板に並んでいる購入してくれる価格が490万円/BTCしかなかった」なんてことになると、ユーザーは損になります。

そこで、「指値注文」(MAKER)で板に売買価格を並べてくれた人には、「手数料をサービスしますよ」となっている訳。

「POST ONLY機能」は、「GMOコイン」と「bitbank」で利用することができますよ。

受け取れる手数料と、対応端末はこちらのとおり。

もらえる手数料対応端末
GMOコイン0.01%/件PCのみ対応
bitbank0.02%/件PC、スマホ対応

もらえる手数料の計算例としてはこんな感じです。

BTC10万円分を購入した
10万円×0.01%=10円→10円もらえる

具体的なやり方を、GMOコインの取引画面にて解説しましょう。

今回は「ビットコイン」の「買い注文」をする前提で解説していきますよ。

1.GMOコインのホーム画面から、左上の「現物取引」を選択します。

2.右上から順番に、「購入したいコイン」「指値」「買い」を選択します。

3.注文タイプから「指値」を選択すると、「Post-Only」の項目が出現するので、チェックを入れます。

4.あとは購入したいコインの「数量」と「注文レート(価格)」を入力して、注文を完了するだけ。

注文が確定すると、手数料を受け取ることができます。

5.手数料を受け取れたかどうかは、画面上の「注文一覧」タブから確認できます。

手数料の欄で「-(マイナス)」となっているのが、もらえた手数料になりますよ。

「POST ONLY」の場合、一定の条件下でしか注文が通りません。
つまり、注文した価格になっても約定(注文確定)に少し時間がかかる場合があります。
「とにかく今すぐに買いたい」という時は、通常の「指値注文」か「成行注文」の方が良いでしょう。

仮想通貨の送金手数料を抑える

仮想通貨の取引に慣れてきたら、海外取引所やウォレットを使う機会も増えてくるかと思います。

この際に必要なのが、仮想通貨の送金です。

ここでミスると、送金手数料でウン万円とか無駄にしてしまうこともあるので、ある程度気をつけた方が良いかと。

事実、私は失敗して、送金手数料をたくさんもっていかれました。

そのあたりのお話は、こちらの記事で書いています。

では、仮想通貨の送金手数料を抑えるには、どんな方法があるのか解説していきます。

6.仮想通貨の送金手数料が無料の取引所を使う

仮想通貨の送金手数料は取引所によって違います。

先に結論を言っておくと、以下2つの取引所なら、送金手数料が無料となっていますよ。

主要な国内取引所の、仮想通貨送金手数料はこちらのとおり。

仮想通貨取引所仮想通貨送金手数料
GMOコイン全銘柄無料
bitbank0.0006BTC/件
bitFlyer0.0004BTC/件
CoinCheck0.0005BTC/件
DMM Bitcoin全銘柄無料
※こちらに書いたのはビットコインの送金手数料ですが、送金する仮想通貨によって、送金手数料は違います。

仮想通貨の送金手数料を無料で済ませたいなら、「GMOコイン」か「DMM Bitcoin」ですね。

特に、「GMOコイン」はその他の手数料の低さや、使い勝手なども優れており、オススメです。
オリコン顧客満足度に2年連続1位を獲得していて、優良な取引所と言えるかと。

7.送金手数料の低い仮想通貨で送金する

仮想通貨の種類によって、送金手数料は違います。

このため、送金手数料無料の取引所を使わない場合は、できるだけ送金手数料の安い仮想通貨で送金すると良いでしょう。

結論としては、以下2つのコインが送金に適しています。

  • XRP(リップル)
  • XLM(ステラルーメン)

その理由はこんなところですね。

  • 送金手数料が安い
  • 国内外のほとんど全ての取引所で取扱いがある

それぞれ、1件あたりの送金手数料の目安をご紹介しましょう。

仮想通貨名手数料※1円換算※2
XRP0.15XRP15円
XLM0.01XLM0.26円
※コインチェックの仮想通貨送金手数料を参照しています。
※2022年4月時点の価格で換算しています。

このくらいの手数料ならフトコロも痛くないですよね。

送金手数料は取引所やコインの種類によっても違うので、各取引所にて確認してみてくださいね。

8.送金回数を少なくする

送金回数は送金手数料無料の取引所では、気にする必要はないでしょう。

でも、送金手数料が必要な取引所を使う場合は、送金回数を減らすことで、手数料を抑えられます。

仮想通貨の送金は、一件あたり”いくら”という具合にかかってくるため、送金回数が減れば、支払う手数料は少なくなります。

できるだけ、まとまった金額を一度に入金すると手数料の節約になります。

まとめ:手数料の安い取引所を使うのが一番

結局のところ、手数料が安い取引所を利用するのが、最もストレスフリーになります。

というのも、「日本円の入出金」や「仮想通貨の送金」の回数を減らすのは、ぶっちゃけメンドウです。

仮想通貨を購入したい時に、思うように入金ができなくて、「購入タイミングを逃す」という可能性もあります。

それなら、手数料を気にせず使える取引所の方が気が楽かと。

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